知的好奇心– tag –
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読書
アートは今の自分を映す鏡『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』|おすすめ本レビュー(あらすじ/感想)
この本の主役である白鳥さんは、ほぼ先天的な視覚障害者で朝か夜かもほとんど分からない。物心ついたときから光や色の情報がないため、色の記憶もなくイメージすることもできない。つまり私たちのように視覚的なイメージを脳内に映し出すことはできない状態で、全国各地のアートを鑑賞してまわっている。という人物である。 ではどのようにして白鳥さんがアートを鑑賞するのかというと、美術館のスタッフや同行した知人に、絵の前でその絵についての情報を会話で解説してもらい、“概念として”自分の中にイメージを思い浮かべて鑑賞するのだという。 -
読書
ホンモノ宇宙飛行士が書くリアルSF『アポロ18号の殺人』知的好奇心を満たすミステリー|おすすめ本レビュー(ネタバレなし感想)
ゲームクリエイターで大の読書家でもある、小島秀夫監督が激推ししていたSFミステリー。本物の元宇宙飛行士が書いた、アポロ時代の宇宙開発競争のifにミステリーを掛け合わせたかなり異質な作品で、宇宙飛行士の人柄や開発競争の舞台裏がリアルに垣間見える。スリルあり、なるほどありの、とても満足度の高いエンタメ作品だった。 -
雑記
【恐竜】親子で一生楽しめる恐竜学『大人のための恐竜教室』|おすすめ本レビュー
国立科学博物館の館長である真鍋真さんと山田五郎さんが恐竜について語る対談本。 恐竜の研究者に恐竜大好きな五郎さんがツッコミながら進行する形式で、終始たのしく驚くべき最新の恐竜事情が楽しめた。
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