こんにちは、じんべです。みなさん本、読んでますか?
読書って苦手…
読書って何がおもしろいの?
まず何を読めばいいの・・?
読書あんまり、な人にとってはこんな感じでしょうか?
この記事では読書嫌いだった僕が、今ではすっかり本好きになった経験から
初心者におすすめの読書法をご紹介していきたいと思います
本記事の内容
- 僕が読書嫌いを克服できた3つの理由(段階的に)
- 読みやすい本に出会った
- 好きなジャンルができた
- 自分の価値観が一変する一冊に出会った
- 読書初心者におすすめの読書法
- まとめ
僕が読書嫌いを克服できた3つの理由
まずなにを隠そう、僕も中高生ぐらいまで読書めっちゃ嫌いな少年でした
(親や先生にうるさく読め読め言われて育った世代でもあり)
そんな僕が読書ってアリかも、と思った最初のきっかけは高校生2年のとき
当時人気だった映画「スターウォーズエピソード1」のノベライズ本を
本屋さんで何気なく手にとり、立ち読みしました
それが意外にスラスラ読めて、頭にシーンがどんどん入ってくる
そりゃ当然です、映画を見てシナリオも風景もぜんぶ知っているから
だけど本と映画は少しだけ違ったんですよね
映画では端折られていたシーンや人物が登場したり
セリフも頭の中では別の声に変換されたり
映画では気づかなかった細かい心理描写があって
そうだったのか!とちょっとした発見があったり
そんなんがおもしろくて、映画やゲームのノベライズを少しずつ読むようになりました
映像作品の原作をたまに読むぐらいの読書からステップアップしたきっかけは
大学の入ゼミの試験でした
課題は「ノンフィクションを読んで1000字程度の考察を書け」
ノンフィクションって事件とか歴史とかの難しいやつだろ?うぷ・・
と困っていた僕に母が紹介してくれたのが『イエローキャブ〜成田を飛び立った女たち』
という、とてもライトな読み口のノンフィクションでした
いまほど海外移住が一般的じゃなかった80〜90年代の
ニューヨークで「イエローキャブ」(乗りやすい)という
蔑称をつけられながらも我が道をゆくスタイルを貫いた
パワフルな女性たちを追うオムニバス本です
それまでの小難しいイメージとは全く違った軽やかで読みやすい文章と
自分では到底考えも及ばない視点や生き方がいっぱいで
目が醒めるような思いがしたことをよくおぼえています。それ以降
読みやすそうなノンフィクションを探して読むようになりました
好きなジャンルができると読書がどんどん楽しくなってきます
そんな中で出会ったのが、今でもいちばん好きな作家のひとり高野秀行さんの
『幻獣ムベンベを追え』という冒険ノンフィクションでした
高野さんが早稲田大学の探検部時代にコンゴの奥地で
探検隊を率いて1ヶ月「ムベンベ」というUMAを探す
という「本気なの?」と思われそうな内容の本です
読み終わるまでにはムベンベなどどうでもよくなるぐらい
自分の価値観がひっくりかえりまくって笑えてくるほど衝撃の一冊でした
(実際、高野さんの本は笑えるものばかりですが、それはまた別の機会に)
ジャングルの冒険や未知のグルメなどの刺激もさることながら
常識や正解を求めることの無意さなど、高野さんのフィルターを通すと
当たり前と思っていたことがすぐに一変してしまい、かつそれが軽い口調で
ぽんぽんとぶん投げられてくることが快感で、アタマに心地よく
それ以降、高野さんの本をすべて読むほどハマることになりました
読書初心者におすすめの読書法
というわけで、おすすめの読書法などと偉そうに書いてありますがシンプルです
- とにかく読みやすい本から読んでみよう
- そこから派生して好きなジャンルや作家を見つけよう
- その中で究極に響く1冊に出会おう
以上です!
僕もその後、スターウォーズシリーズからハードSFにも手を出したり
高野さんのツイッターやブログから“お仲間”の本を読みあさったりして
すばらしい作品たちに出会うことができました。
まとめ
今回は経験談という形で読書好きになるためのヒントをお話してみましたが
このブログでは素晴らしい!と思った作品を独断と偏見で紹介していきますので
みなさんがよい作品に出会えるきっかけになっていければ嬉しいです。
ではまた!
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