「AIって投資の相談にも使えるのかな?」
使えます。しかもかなり実用的です。
ぼくは2025年末にChatGPTへの相談をきっかけに、RENDERというAI関連の仮想通貨を購入しました。買った直後の2週間で5000円の含み益が出て、その後一度下がりましたが現在も微プラスで推移しています。
今回はその相談の流れと、実際に使ったプロンプトを公開します。真似するだけで使えますので、ぜひ試してみてください。
「AIに相談するだけで投資の判断ができるの?」—もちろん完璧な判断はできません。でも初心者が一人で情報収集するより、圧倒的に情報が整理できます。
きっかけはNISAの相談から始まった
実は最初からAIといっしょに仮想通貨を探していてRENDERに辿りついたわけではありません。
ChatGPTとNISAのテック株の投資タイミングについて話していた流れで、ふと「(テックといえば)AIに関連した仮想通貨で面白そうなものはある?」と聞いてみたのがきっかけです。
目的はずばり儲けではなく、「AIや生成AI分野に関連していて、楽しみながら学べる仮想通貨を知りたい」という気持ちでした。
AIに相談した流れ
最初の返答:3つの候補が出てきた
ChatGPTはぼくの興味や投資の状況をすでに把握しているので、それに合わせてこんな候補を出してくれました。(ほかにもありましたが主なものをご紹介)
- Bittensor(TAO):チャレンジ枠。AIの分散型機械学習ネットワーク関連
- RENDER(RNDR):生成AIに必要なGPUリソースの分散処理トークン
- Fetch.AI(FET):AIエージェント系の自律型トークン
じんべAI関連だけでも、いろいろなコインがあるんだね
単純な儲け目的よりも「AI関連で楽しみながら学びたい」という流れで会話していたら、このラインナップになりました。
TAOを買おうとしたら買えなかった
最初はボラリティ(値動きの上下幅)が高いTAOに興味を持ちましたが、bitbankでは取り扱いがありませんでした。海外取引所にXRPを送金して買う選択肢もありましたが、余計な手間とリスクがあると判断してやめました。(ちょうどBybitが日本在住者の取引停止を通知していた時期でもありました)
国内で買えるものを再選出。その中からRENDERを選んだ
bitbankで購入できる銘柄の中で、という条件で出し直しをしてもらいました。その中でAI関連として一番しっくりきたのがRENDERでした。その後ChatGPTにRENDERの詳細を深掘りしました。「どんなコインか」「AI業界がどうなると値動きするか」「今は買い時かどうか」などを聞いて理解を深めていきました。
実際に使ったプロンプトを公開します
僕は会話しながら相談していたため、ChatGPTに一発で相談できるプロンプトとしてまとめ直してもらいました。
まずコピーして使えるテンプレート版を載せます。その下にぼくが実際に入力した内容を参考として載せています。
【テンプレート版:このまま自分の情報に書き換えて使ってください】
あなたは仮想通貨に詳しいが、投機を煽らず、
長期的な視点とリスク管理を重視するアドバイザーとして
回答してください。
私は仮想通貨初心者〜中級者で、短期トレードではなく、
「少額で楽しみながら観察し、納得感のある銘柄を持つ」
ことを目的にしています。
以下の条件をもとに、私に最適な仮想通貨銘柄を
1〜3個に絞って提案してください。
■ 私の前提
・投資目的:
・投資スタイル:
・投資金額:
・保有期間の目安:
・リスク許容度:
■ 興味・テーマ:
■ 現在の保有状況(あれば):
■ 取引環境の制約:
■ 求める銘柄の条件
・ある程度の値動きがあり、観察して学びになる
・テーマ性があり、将来性を説明できる
・完全なミームコインではない
・初心者でも「なぜ持つか」が理解できる
■ 出力してほしい内容
① 最適な銘柄(1〜3個)
② 各銘柄の特徴(初心者でもわかるように)
③ 値動きの特徴
④ 向いている理由
⑤ 見切るサイン
⑥ 買いタイミングの考え方
⑦ 注意点(リスク)
■ 禁止事項
・「絶対上がる」などの断定
・短期トレード前提の提案
・無責任な煽り
最後に「今回の判断が合理的か」を一言で評価してください。
【じんべの入力例:参考にしながら自分の情報に書き換えてください】
※もちろん保有状況がない場合は「まったくの初心者で投資経験なし」と言えば、ちゃんとAIが初心者用のおすすめコインを紹介してくれるのでご安心ください。
■ 私の前提
・投資目的:AIトレンドを追いながら、少額で値動きを観察したい
・投資スタイル:長期放置寄り/たまに利確/短期売買はしない
・投資金額:1万円程度の娯楽枠 ・保有期間の目安:半年〜1年
・リスク許容度:ゼロになってもいいが、理由なく消える銘柄は避けたい
■ 興味・テーマ:AI、テック、クリエイティブ、Web3、個人の収益化、将来の働き方
■ 現在の保有状況:BTC、ETH、XRP、SOL、他NISA所有銘柄、保険商品など
■ 取引環境の制約:国内取引所のみ/bitbankやGMOコインで買える銘柄に限る
ファクトチェックをしよう
AIの提案をそのまま信じるのではなく、自分でも確認しました。AIはたまに間違った情報を出したり、こちらの回答を勘違いすることがあります。自分でもファクトチェックをして、そのコインの信頼性や、おすすめ理由の信憑性などを必ず確認することをおすすめします。
Google検索
「RENDER 仮想通貨」で検索して基本情報や最新ニュースなどをざっとを確認。AIの説明と大きく乖離がないかどうかをチェックしました。
CoinMarketCapで確認
CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)という、仮想通貨の時価総額ランキングや価格チャート、各種コインの詳細や仮想通貨ニュースなどを一覧で確認できる総合情報サイトがあります。アプリもあります。世界中の仮想通貨の価格・出来高・時価総額がリアルタイムで確認できるのが便利で、プロの投資家も参考にしているサイトです。


過去に巨大な山が何度かある
「このコインは信頼できるか」を判断する最初の確認先として最適です。時価総額が高いほど、市場での信頼性が高いとされています。



たくさん発行されていて、やりとりも多いコインほど信頼性が高い。ということですね。
AIに聞く→Google検索→CoinMarketCapで確認、この3ステップでひと通りのファクトチェックができます。
RENDER購入後の値動き
ファクトチェックもして、底値圏ということも確認できたので、2025年末に1万円分を指値で購入しました。その後の値動きはこんな感じ。
| 時期 | 値動き |
|---|---|
| 購入直後〜2週間 | +5,000円の含み益 |
| その後1ヶ月 | 元の水準まで下落 |
| 現在(2026年3月) | ゆるやかに上昇中、現在価格268円 |
昨年5月には最高値759円をつけています。現在268円なので、過去の値動きから見れば上値余地は十分あります。焦らず観察を続けていきます。


大きく上がって、下がって、ちょい上げ


順調な推移
「2週間で5000円上がって、また下がった」—これが仮想通貨のリアルです。一喜一憂せず、長い目で見ることが大切です。ぼくは今も淡々と観察しています。
AIに相談するときの注意点4つ
①国内で買えない銘柄は追いかけない
TAOのように魅力的でも、海外取引所でしか買えない銘柄は追いかけません。送金の手間、アプリの複雑さ、突然使えなくなるリスク(Bybitがちょうど日本国内の利用停止を告知していた時期でした)を考えると、初心者には百害あって一利なしです。
②チャートに危険シグナルが出ている銘柄は買わない
AIに「このコインは今買い時か、リスクはあるか」を必ず確認します。プロンプトに「見切るサイン」を必ず入れているのもそのためです。
③大金をかけない
AIに相談しても、予測が外れることは当然あります。なくなっても泣かない額だけを使う。投資の基本ですが、これは常に意識してください。
④興味が持てないコインは買わない
AIの説明を読んでも理解できなかったコイン、興味が持てなかったコインは買いません。興味がないと観察する気が失せます。上がりそうなコインよりも、長く付き合えるコインを選ぶ方が結果的に観察も続けやすいので正解です。
初心者がAIに相談するときの心得3つ
AIに相談するときは以下のポイントを押さえておくと、具体的で自分に合ったコインを紹介してもらいやすくなります。
心得1:不安要素をしっかり伝える
「初心者で怖い」「損したくない」「少額から挑戦したい」—自分の状況や不安を正直に伝えるほど、AIは適切な提案をしてくれます。
心得2:資産状況と目標を明確にする
「今いくら持っているか」「どのくらいの期間運用したいか」「リスクはどのくらい取れるか」を伝えてください。自分の状況と目標を明確に意識することは投資の基本でもあります。なんとなくやってみよう、ではなく投資が上手になるための投資を心がけましょう。
心得3:ちゃんと楽しむ
興味分野と値動きの安定性、どちらも大切です。上がりそうなコインよりも、長く付き合えるコイン。これがぼくの結論です。
まとめ
- AI相談はNISAの話から自然な流れで始まった
- 3候補の中から国内で買えるRENDERを選んだ
- AI提案→Google→CoinMarketCapの3ステップでファクトチェック
- 購入後2週間で含み益が出たが一度下落、現在ゆるやかに上昇中
- 国内で買えない銘柄は追いかけない、興味のないコインは買わない
次回:NISAと仮想通貨、40代はどっちを先にやるべきか。





